本の場:●本の場● 山崎曜 YAMAZAKI YO 手工製本家 メディアとして主役を降りて久しい「本」を、今までとは別の、美や造形として輝かせて、新たな「もの」として存在させたい。

椅子

 

070330_1.jpg

実家の古い家に新しくつけた棚を古い家を壊した時に壊して、その廃材で作った、箱。というか自分では腰掛け。 

 

かっこいい椅子には反抗したくなる。 

 

単に、ブランドアレルギー、というか恐怖症なのかも。デザイン史にかがやく椅子の数々が、怖い。転じて、かっこいいことが嫌い。 

 

人間工学はきらい。 

 

なにもかも使いやすいこと、が、きらい。 

 

畳でいいじゃん、と、現実にはいすの生活しながら思う。で、うちの食卓の高さははんぱな高さ。それに合わせて、腰掛けを作った。あぐらをかきたいときも、腰掛けたいときもあるから、箱だったら置く面を変えれば高さが変わるからいい。 

 

写真は腰掛け用の状態。丸い穴には尾てい骨が嵌る。または持ち手。革の丸六つの面を下にすれば、あぐらまたは正座用。この時は座布団も敷く。 

自分では「よくできました」と思ったが、妻からは「子供が、机で本を読まなくなった。床でごろごろ本を読む。背もたれがないからだ。」と非難された。 

 

障害のある方へのユニバーサルデザイン(と、この場合呼べるのか?)は必要だけど、健常者には逆に「楽をさせない」デザインが必要なんじゃないか。駅でみんながぼーっとエスカレーターに乗ってると、なんかいやだ。 

 

自分って矛盾に満ちている・・・・・ 

みんなが使いやすいものってできないな。  

2007年3月30日 本の場 |

コメントする




メニュー

アーカイブ