本の場:●本の場● 山崎曜 YAMAZAKI YO 手工製本家 メディアとして主役を降りて久しい「本」を、今までとは別の、美や造形として輝かせて、新たな「もの」として存在させたい。

水曜日は太極拳

 

陳式太極拳です。 

本当に面白いです。 

 

製本も、手でやること。頭も使うけどやっぱり手です。 

 

何か作る時って、全体の自分として、活動しています。 

 

考えていても行き詰まる。 

 

製本を十数年やっていたら「手」がほぐれてきた感じがするんです。 

 

手は随分動くようになってきた。じわーっと温かみが指先から腕を昇って 

 

広がっていくように感じる。 

 

肩胛骨のところがかたまってるなーとか、さらにそれ以上に骨盤や仙骨が 

がちがちだな〜とか、太極拳をやっていって感じるようになってきました。 

 

これからもずっと続けていけば「手」から身体をほぐしていけるような感じがある。 

 

太極拳は格闘するための技術として磨かれてきた技だけど、いろいろに利用してもいいと思うので。 

2007年4月26日 本の場 | | コメント(0)

間があいちゃった

 

すごくモチベーションがなぜか下がっちゃう時期が、結構頻繁にあるんです。先週は次の本(11月刊です!)の打合せを企画編集の方としたのですが、そのあと、あれっ、なんか身体に(というよりも頭にかな)力がはいんないぞっ、ってなっちゃって。 

毎日書くぞって意気込みは? 
いずこ? 
 
日曜日は下の子とお散歩でした。おたまじゃくしを触ったり、アネモネにいた青虫を手にはわせてあそんだり。 
 
それはそれですごーく楽しいんですが、やっぱ、「製本」からちょっと逃避してます。 
 
こどもと遊んだりしてると本のことが完全に頭から一回抜けちゃう感じで、また入れ直さなければならない感じがします。 
 
何かができる能力って本当に「その時」「やってる時」だけだな〜って思う。 
 
ああ。 
また、無いところに石を積まねば。

2007年4月23日 本の場 | | コメント(0)

文庫本ワークショップ2

 

今夜は文庫のハードカバー化、某デザイン会社の内部ワークショップやりました。 

 

「手で作る本」に載せたやり方とほぼ同じやりかたでやってみました。 

 

先週8日(日)とは違い、しっかり刷毛で接着剤を塗るやりかた。ボンド、でんぷん糊、混合糊、を使い分け、水で濃さも調整します。 

 

8日にやったのはボンドのみで薄めたりもしない、、刷毛は使わずへらで、というやりかた。 

 

今回のは、やや職人的手早さなどが要求されます。そのかわり、紙の性質が少し体験できていいのではないかと思います。(水分で伸び縮み、反りが変化するっていうことです。) 

 

14人で2時間半でできました。自分としてはまあまあ。 

 

定番的作り方だと思うのですが、一工夫しているのが、乾かし方です。 

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写真のように開いて乾かします。  

2007年4月17日 本の場 | | コメント(0)

説明って難しい

 

今、某雑誌の仕事してるんですが、技法の説明ってほんとに難しいな〜っ 

 

て毎回のことですが、思います。 

 

読んでも図みてもわかんない、と言われないように頑張るんですが・・・ 

 

テクニカルライターとかすごいな〜と思います。 

 

でも、図とか文章とかって、面と向かってはいないタイプのコミュニケーションの基本なわけで、まあ難しくて当たり前かも。そのために文を書く勉強したり、イラストの勉強したりするんだものね。 

 

簡単に分かりやすくしようとすると「うそ」が多くなっちゃって・・・ 

自分が「ここ」と思っているポイントを伝えられない。 

 

何か政治の話ではないですが。分かりやすいところには罠がありがち。だけどわかんなければ、また、無意味。 

 

ああ、わかりやすくて、美しくて、いい感じの記事にしたいよ。 

2007年4月15日 本の場 | | コメント(0)

文庫本ワークショップ

 

8日の日曜日に文庫本をハードカバー化するワークショップをしました。 

 
今回は布と本を持ってきてもらい、 
 
現場で接着芯をはってもらうという試み。 
 
2月にやったNUNO WORKSの時の文庫本改装では 
 
接着芯を貼った状態からスタートだったので、 
 
どうなるかな〜と思ったのですが、やはり時間がきびしかったです。 
 
人数も22人だったし。(前回は12人です) 
 
見返しの糊入れもボンドのみ、というマイナーチェンジも加えつつ 
 
(前回は両面テープ併用、今回改善点を思いついたので次回はもう少しバージョンアップの予定。) 
 
なんとか3時間半強で終了。 
 
様子はモジトルさんのブログでどうぞ。 
 
http://blog.mojitor.com/archives/50759640.html 
 

2007年4月12日 本の場 | | コメント(0)

花が描きたくなる

 

春になって桜ももちろんだけどたくさん花が咲いている。 

 

そうなるとなんか花が描きたくなってくる。 

 

無目的ってほどでもないけど、やわやわした花びらのカーヴを鉛筆やボールペンでなぞりたくなってくる。 

 

道なんか歩いていても、オオイヌノフグリやら、ミツバツチグリやら、が、ものすごいセンスな植え込み(じゃなくて雑草として生えてるだけなんだけど)を街路樹の下に構成してたりして、没入したくなる。 

 

身近な植物は絵やデザインを作る時もっともよく使う素材。

 

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写真左はくちなしでベースを塗った10年くらい前の私の年賀状。唐草状になってるのは柊の葉っぱとセンニンソウだかなんだかを合成した架空の植物。 

 

デコラティブな作業から離れてると、なんかこういうのが懐かしくてやりたくなってくるんだよね。 

 

で、オトメツバキの花の付く角度が気になってきたり。この角度をそのまま描いても模様になりそうだよな。 

2007年4月10日 本の場 | | コメント(0)

? な「つばくろ」、作った

 
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「つばくろ」です。 上田徳三郎著「製本」の45ページに出てた和本のいれものです。
 
「これ作りたい〜!」っと言っていた生徒さんが 
 
完成させました。 
 
リボンを長くして十字にかけたらなんか和風じゃあなくなった。 
 
中はいせ辰の千代紙を表紙にした、四つ目綴じのノート、5冊。 
 
本文は 
 
コクヨの横書きの原稿用紙を 
 
山田商会のかな書道用紙「優美」の袋折りではさんでいます。 
 

油性のボールペンだったら書きやすいです。 

2007年4月 7日 本の場 | | コメント(0)

竹ねた、でもう一つ

 

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竹のへらです。左が裏側、右が竹の表面の側。 

 
ずいぶん前にワークショップをやったとき、 
作りました。正確にいうと、削りました。 
 
たくさん骨のへらを持っていないし、高いので、骨のへらは。 
 
で、たしかユザワヤで 
小学生用かなにかの 
粘土細工用のへらセットを買って 
それを削って磨いて 
作りました。(そのセットは竹串状の太い細いと、へら状のもの2種 
計4本が入っていて、それでも100円もしなかったような気がします。) 
 
25から30本くらい削って磨いたので大変だったけど、 
 
磨いた時の竹の感触がうっとりするように 
 
好きだったので 
 
あまり苦にはならなかった。 
 
削っていった時に出てくる模様が(竹のしゃもじなんかでも見れるけど、) 
 
京都の北山杉の 
 
よくある写真のように 
 
整然としていて 
 
それがまた 
 
うっとり。

2007年4月 6日 本の場 | | コメント(0)

竹のシュヴィエット(えっ?何それ。)

 

すごくマニアックな、ルリユール・ネタです。 

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なんだかわかんないですよね、普通。シュヴィエットと言っても。かがり台に麻紐を張る時に使う道具です。 

 

右が昔ながらの真鍮製。フランスの道具です。味があります。

左が自作。でも竹は刈り取ったのじゃなくて、 

富山の鱒の鮨のパッケージのやつです。 

 

もらったかがり台にシュヴィエットがなかったので 

ドリルで穴をあけて、のこぎりで切り込んで 

作りました。機能に問題はないです。 

 

で、思ったのですが、なぜ、元のシュヴィエットの穴は四角いのか。 

 

多分、テープ状の綴じ緒(麻のリボンなど)を張るためですね。 

いや、単に製造の工程の問題ですかね。 

 

というわけで、私においてルリユールはけっこう「竹」と密接なつながりがある、かな。

 

2007年4月 4日 本の場 | | コメント(0)

竹のピンセット

 

前に竹の本を日記に書いて、話はつい、自作のピンセットの話に。 

  

 

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で、これがその写真。サイズはボールペンくらい。 

 竹の表面の面が見えている状態です。普通の太さの竹を割って作ったのでこうするより仕方なかった。下のやつはいまいちな使い心地ですが、上のはまあまあ。 

 

 

箔をつまむ竹のピンセットは日本画の材料やさんなんかで売ってるんですが、でかいのです。切ってない箔を一枚つまむにはいいですが、小さく切ったのはちょっと。 

 

それで作りました。 

 

そこらへんに生えてるものでできるのが、気に入ってます。

 

2007年4月 2日 本の場 | | コメント(0)