教室展用の撮影
昨日は教室展DM用の本の写真とってもらった。
撮影ってむずかしいね〜。ちょっとした角度とか光の入れ方で
ものの表情が変わっちゃう。今までも何回か本を撮ってもらってるけど、本って、開くことができるから、単にそれを考えただけでも、いろいろな表情が作れすぎて、悩む。
そのうえ、触って味わった時の感覚を、なんとなくでも画像に反映させたいから、始末が悪い。
どだい、望むポイントが間違ってる、のは分かるので
だいたい、お任せにしてしまう。
写真やってる生徒さんのaさんとご主人のデザイナーのuさんでサクサクと作業は進む。
重い機材をうちまで運んでセッティングして撮ってもらってありがとうございます。DMかわいく出来そうで楽しみだな〜。
2007年6月30日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
ひさびさオカダヤへ
今週は五週目のため、今日、木曜だけが教室ありで、明日、明後日は教室なし。明日は写真やってる教室メンバーに9月の教室展DM用の写真とってもらいます。楽しみ。明後日から月曜はひたすら試作思索!!の予定。
昨日は頼まれてる版画のケース用の布を探しにひさびさに新宿のオカダヤへ。使おうと思っていた望月で定番だったクロス(の特色)がアサヒクロスで在庫なしなってるんで、探した布を裏打ちしてもらう展開に。かえってあたらしい感じに出来るかも。
しばらくユザワヤばかりに行っていたので、やっぱオカダヤいいわ〜。会員カード提示が携帯かざしになってたりしてびっくりしました。
が、なんといっても当たり前だけど、生地、です。なんか血が騒ぐっていうか、いつからこんなになっちゃったんだろう。でも、必要以外は買ってはいけないのです。もうたくさん持ってるんだから。ビンテージの布を集めたりしてるわけではないし、「持っている古裂れが勝負」って世界にいるわけでも無いんだから。
でもジンバブエのデニムが綺麗で何を作るかピンときたから自分を許して買いました。(早く、試作作りたい・・・・)作ってみたら「あれっ?違う。」ってなることも多いけど。
今のテーマはもってるものをどう組み合わせて形にして、外へ出して、うちから減らしていくか、です。
リサイクル、リユース、リメーク、な感じが試作思索中の次の本のテーマの1つでもあるようになってきました。
2007年6月28日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
ツクツクボウシ
夏も後半のセミ、ツクツクボウシが鳴いていた。
びっくりしました。
太極拳に行く途中に、ニイニイゼミも聞いて、こちらはまあ、夏の初めに鳴く蝉だから「ああ、そんな季節だね」って感じだけど。
ツクツクボウシにはおどろいた。(あの声、宿題、どうしよ。残暑暑い。って声だよ。さすがに今鳴くと全然そういう連想しなかった。)
十数年前、ツツジが狂い咲きというには多すぎる感じで秋頃ちらほら咲いていて奇妙だな〜と思ったのですが、その後、その姿は結構ありふれたものになっています。
それとツマグロヒョウモン。
それまで見たことなかったこの蝶がここ5年くらいですか、急に当たり前な存在に。
梅雨のツクツクボウシもごく当たり前になったりするのか。
(ツクツクボウシは土の中で何年すごすんだろう?17年ゼミを思った。)
今日は急に昆虫ネタでした。
2007年6月28日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
製本(?)教室
教室は週の後半、木・金・土にやってます。10年間やってきて、9月には3回目の教室展。
何を教えたらいいのかも「かなり不明」な状態ではじめて、よくやってこれたな〜と思う。でもそれが幸いしたというか、「やりたいことがあって、どうやったらいいのか分からない人」の要求に応える、ということに活路を見いだすことができた。(そしていつも批判的に言っている「ルリユール」という趣味の世界には実にたくさん助けられた。だってルリユールということを栃折さんが言わなかったら、手製本がこんなに認知はされてないでしょう。)
生徒さんの要求は何か。いろいろだけど、
「売ってないものを(ある程度)ちゃんとした形に、自分で作りたい」
ということだろう。
DIYの素材も道具も発達した今はちょっとした道具とアドバイスでそれが可能となる。教室の道具も増えに増えた。
本来の製本の道具よりも多いかもしれない。
今週も教室の3日間がおわって、教室の現場ではいつも発見がある。簡単な道具にこそ使いこなしの幅、可能性があるように感じる。そういうことを理解するために、たくさんの道具が必要だった。
次の本の作例を作っているとたくさん道具を思いついてくる。
そしてその道具があたらしい「つくり」を考えさせてくれる。
10年間で私は何か特殊な能力を発達させたような気がする。
それは、外見にはみえないけど、シオマネキの片腕や、シュモクザメの目のようなものかもしれない・・・・・
2007年6月24日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
取材と打合せ
おとといは、うちで月刊誌「日本カメラ」の取材だった。
といっても私は場所を貸しただけで、ケーキをごちそうになってしまった。
もともとは私が取材(自分で作る写真集、みたいな記事)を依頼されたのだが、時間がないので、うちの教室のエース、tさんに仕事を振った(そんなことができるようになって感慨深いよ)。写真家の渡部さとるさんの写真集を作る、というもの。渡部さん本人と助手さんとで工程も撮りながら、2〜3時間ていどで美しい写真集ができてた(できた写真集はアヴィニョンでのイベントへ持っていくんだって。渡部さんも嬉しそうだったよ)。実質的な作業は1時間程度。自分は別のとこで昨日の打合せの準備してたので作業みてないんですが。tさん、もともとデザイナーだし、私がわかんないことも分かっているので上手く進行できていた。すばらしい。掲載誌は7月末発売の8月号。
tさんは文化服装学院のカルチャー部門「BUNKAファッション・オープンカレッジ」でも製本の講習をやっているので(10月期の募集は確か7月下旬から)私からもちからこぶを入れて、「ヨロシク!!」
そして昨日は自分の本の打合せだったよ。詳細は秘密だけどね。(おっ、こういうこと書くのはじめて〜。臨場感でてきましたな〜。)
2007年6月20日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
八朔ゴムはん作品展
昨日はひさびさに美篶堂ギャラリーへ、家族4人で。
片岡知子さんの八朔ゴムはん作品展。
ものすごく単純なこと(小さな消しゴムをデザインカッターで彫る)から世界を広げることができてるのが、感動だった。
これだったらみんなが入れるね、っていうのと
うーむ。さすがプロ!っていうのが両方あって
とてもよかったです。
自分の彫ったゴムはんを自由に押した布(これがまた、連続模様になることでとても素敵)で本が仕立てられる、というのは楽しいです。
(展覧会に行ったことを書くのに慣れてない自分。いろんな事を思うので、どう書くのかって難しいですね。これは他のことでもそうだな〜、ぶつぶつ。)
2007年6月18日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
コプティック製本と説明
フランス人、Aさんにレッスンで、私の本の「コプティック製本」をやって、もう四苦八苦。
でもやっとこの製本のやり方に慣れてきたかな、自分。
あんまりいやではなくなってきたかな、私。
ほ〜んと次の本は易しい作例だけにしよう。
一方同じレッスン時間、もう一人の生徒さんとは、「説明」について話ししました。教室を始めていらい、どう作業をどう説明するか、は、テーマ。
2007年6月17日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
きのうもいい天気だった
梅雨入りしたとたん、よい天気でした。
ちょっと風がつよかったけど。
外に居るのが気持のよいような・・・・
私はうちで教室。
夕方からはマイミクでもある九州の方々の見学というか訪問もあり。
遠くから見に来てくださり、ありがとう!(そして「引率」のyさん、ありがとう!おつかれさまでした。)
そしてみなさん、すみません、もうちょっと上手に応対したかったです。
次に生かしていきたいです。
2007年6月16日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
きのうはいい天気だった
昨日はいい天気だった。週末には崩れるらしいということで、
乾き上がった表紙貼りをつつんでもらったりしながら、
母に教えてもらって梅干しの下漬けにした(父とこどもが採って、砂糖漬けにした残り)。塩がうまくからまず、大丈夫かな。
ちょっと残ってたビワも干してみた。
本の試作も少しずつ。再び和本もやる予定なので康煕綴じもためしてみる。これなら角ぎれはいらないな、と感じた。
画像は「つるしのぶ」
しだなのに蔓性。詳しい父に聞くと、ツルになっている茎とみえる部分も全て「葉」にあたる部分だそうだ。
形が独特で気に入っている。去年は展示のお礼状のデザ
インに使った。
2007年6月14日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
生卵をたてる
トイレに入るときどうしても新聞などを手に取る。
新聞じゃないときは太極拳だったり、なんば歩きだったり、だいたいそういった身体関係のものが多い。
それはトイレでしている行為のせいかな。
昨日、いや、おとといは「原初生命体としての人間」だった。こんにゃく体操で知られている野口三千三の岩波現代文庫に入っている一冊。
この先生の体操の授業は私が大学の時やってたのだ。だのに一度も受けることがなく、今この本を読んでみるととても残念に思える。そのころ自分はとても頭脳優位だったように思う。当時、私が愛好していたのは三木成夫先生の授業。著書は中公新書の「胎児の世界」。製本しかかったままのその本をひさびさに見た。そのころの倍生きてしまった今、またなにか螺旋の同じ位置にもどってきたように感じる。
言葉は頭脳にイメージを伝える力が強くて速い。しかし、そこから直接何かを作ることはできない。何かを作るためには身体というゆっくりなところから、地面からの吸い上げみたいななにかが必要だろう。
自分の歩みは、イメージのすばらしい「三木ワールド」に対する頭脳的理解からの脱出だったかな。この「胎児の世界」は言葉のイメージもすばらしいけど、図が素晴らしい。意味を伝えるための美は、絵画の美を吹き飛ばす。
で、きのう朝、生卵をたててみた。(梶井基次郎、檸檬を思い出した、今。)
ちゃんと子供が小学校から帰るまで立ってたよ。Mac iBook G4の白いふたの上で。
そのあと、こどもがえーっほんとーって言って、やってみるっ、
って転がして割って、昼間から目玉焼きたべたけど。
2007年6月12日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
くちなしとバニラ
くちなしが香ってる。あじさいもすっかり盛り。
ザクロの花も朱色でアピール。
すっかり、いつの間に、そんな季節だ。
甘い香りが好きです。
子供の時に近くに児童文庫(土屋文庫)があって
(今は東京こども図書館に統合されて、震災後の神戸に「土屋記念文庫」として行ってしまった・・・)
土曜日の午後、
お姉さんがお話を読んでくれるんです。ちょっと暗い玄関のスペースで、
ろうそくを灯しながら。
そのろうそくの匂いが大好きで、ココナツだと思っていたのだけれど、
少し前に何かのきっかけでバニラのお香がその匂いだって気づきました。
それ以来、お線香に嵌ってます。
バニラだと「ネコにまたたび」な状態です。
2007年6月 9日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
イタリアにメールを書いてみた
先月仕事でイタリアにいったうちの教室の生徒さんに
イタリア語で書かれた和紙についての本が無いかと聞かれたので、イタリアの製本家カルメンチョ アレギさんにメールを書いてみた。
「手で作る本」に彼女の考案した「交差式ルリユール」を載せさせてもらった縁。英語もままならないけど「えい!」と思っていいかげんなイタリア語で挨拶書いて(ヒッポのテキストから「これかな?」って引用)、いいかげんな英語で質問を送ってみた。(とっても親切っていうか気取らない方な感じなんですよ。)
ちゃんとイタリア語の女性形と男性形のまちがいも指摘もしてもらったメールがすぐにきて、感動。ついでに私の本のことも褒めてくれて・・・
だからってわけじゃなく
カルメンチョさんのサイトとっても面白いですよ。
前に製本のコミュのトピックでも書いたけど。
です。
ゴムローラーを彫って、連続模様の作れるゴム版画を考えて見返しの紙作ったり、本当に「アイデア」がある人。交差式もいいアイデアだよね。
2007年6月 7日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
依頼、相談
製本関係の相談を立て続けに依頼された。
1つは製本そのものの依頼なのだが、いろいろあたってみたのだが、納期
などの問題で他の所が受けられないようなのでやることにした。
(6月中に自分の次の本の作例作りもあるのに、大丈夫か?おれ?)
やはり、はやく自分のホームページを作って(頼んではいるんだが、具体
的な形をどうするかがなんとなく自分が勉強不足で決まらないの。)、
そういった依頼なども交通整理して、他の製本家の人たちとも密に連絡が
とれるようにして、仕事をまわせるようにしていかなければ、と痛感す
る。
もう大分前からそういう時期に突入してると感じているのに、いろいろ能
率悪い仕事の仕方でのびのびにしちゃっている。
がんばります。
2007年6月 4日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
完全に違うもの
夜のレッスンは、フランス人Aさん一人。今日は彼女のご主人の論文を製本したものを見せてくれた。ブラデル(日本のハードカバーというか上製、丸背、のスタイルの手製本。)。
そして溝のない、薄いけれども硬い表紙の小さなメモ帳も見せてくれた。これはアンボアタージュという類のもの(つまりルリユール、ではない)。
ブラデルは、耐久性ではなく開きやすさに重点をおいた、実用的なルリユール。開きやすい、ということは背が痛みやすいということで、耐久性に劣ることになる、ということを理解した。(耐久性に重点をおいた工芸的なルリユールは、ずーっととっておくためのもの。)
理解したよ。なんだか、とっても。
フランスに留学していた日本人から今まで聞いたよりも、分からない英語で聞いても、フランス人自身から聞いたら、理解した「気」がする。
自分のやってきたこと、やっていることは、
多分、
彼女達にとって、
製本ではないような気がする。
そしてフランスに留学していた人たちが多分伝えたいと思っていることが普通の日本人には伝わらない、その感じも、なんか味わえる気がした。が、うまく言えない。
先日ながめていて心にとまったフレーズが「本のつくり方」池上幸二郎著の68ページにある。
「大福帳や判取帳に代表される和帳(帳面)の仕立ては、製本屋の仕事ではありません。帳面屋があって、そこで専門に仕立てていました。
仕立て方についても、細かい規則はありませんから、気軽に、楽しく仕立ててください。ここでは雑記帳やメモ帳、俳句帳などに使える帳面も仕立てました。」
私は何者でもないな〜感をまた強く持った。
日本の伝統からも遠く、技術は知っててもフランスの伝統は知らないし、日本でそれが有効に使えるとも思えない。
現代の日本にものすごく正直に生きてる。
で、それでいいと思ってる。
行けるところまでともかく行ってみよう。
みんなちがって、みんないい。
2007年6月 3日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
9時半から10時まで。しゃべる。
教室の日は朝から晩まで、本当によくしゃべっている。
もちろん黙々と作業している時間帯もあるけど、生徒さん全員がその状態になるってことはまれ。
しゃべって、もの(「サンプル」と称している作りかけの本や、さまざまな素材)に触っていると、いろいろな案がでるし、何かは解決し、何かは提案になり、まあ、いいことだと思う。
教室を始める前、一人で、1週間くらいも仕事もしないで、いたときがあって、ひさびさに友達の仕事を手伝いに行ったら、口が上手く動かなくなっていた。(あれっ!ってびっくりした。)
動かしてることって大事。
何かをモノを作りあげることより、とりあえず動いている「状態」を好きなのかもね。
2007年6月 2日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
ちょっと落ち込む
調子のいいときは自分の場所は「小さいハンズ」な〜んて自慢してしまう、がちょっと逆に裏返るととたんにモノにあふれた片付けられない場に思えてくる。モノの洪水に押し流されてアップアップしちゃってる自分を思い浮かべてしまう。
あ〜〜〜っ!
モノがありすぎだよ。
学生の時、インドに半年くらい行ってた友達が日本に帰ってきて書店に入ったらその本の色の洪水でくらくらしたって言ってた、のを、思い出した。
物作りってどういうことなんだろう。
要らないものを作るのはいやだって思うけど、
作っちゃってるよな〜
とりあえず、「ありすぎだ」って感じてる自分の感覚を大事にしてあげなきゃ、とは思う。