本の場:●本の場● 山崎曜 YAMAZAKI YO 手工製本家 メディアとして主役を降りて久しい「本」を、今までとは別の、美や造形として輝かせて、新たな「もの」として存在させたい。

段ボールキューブ、ワークショップ

 
自由が丘の青山ブックセンターで、ワークショップしました。
本屋さんでやるし、タイトルでも「段ボールで作る本」みたいに書いてはいるのですが、これが「本」かどうか。しかし、自分がこれまでやってきたことの1つの結晶ではあるのです。素材の組み合わせ、素材のつかいこなし、工作の方法、どれをとっても自分としては画期的。しかし、できたものは「なんなのこれ?」という変なものです、なんとなく可愛いけど。
絵本作ろうとして、製本やろうとして、いつもその世界に填りきれないな〜と感じていたんですが、ある時気づきました。自分は(今はまだ)無い物を作りたいんだ、と。だから(すでに)有る物を作る場所で居心地が悪いんだ。小説を書きたいんじゃなくて、「小説」というやり方を作りたいっていうのか、そういうこと。
で、このキューブは小さいけれど、ちょっとだけ、そういうのに近い存在なんじゃないか。「今まで見たこと無いもの」ですから。
下写真、出来上がったものと、作業中、ちょっとだけ穴あけたものです。

P1010029.JPG

P1010027.jpg↑ みんな真剣に「変な物」を作っています。書店の一角、絵本コーナーで。

P1010025.jpg↑ サークルカッター使いがポイントです。段ボールはこのサークルカッターNTのC-1500と相性がいいです。しかし、やっぱり刃の出し方とか、センターの針の刺し方とか、こつがいっぱい。

P1010039.jpg↑ 裏全面に寒冷紗を貼って、丸窓に紗が透けて見えるようにしてます。今回のワークショップ用に考えた、ニューヴァリエーション。

P1010023.jpg↑ この間のNUNO WORKSでのワークショップでは全然写真撮ってなかったので今回は、版元の担当の人にとってもらいました。Yさんありがとうございます。でも、初回(14時から)はやっぱり私が忘れてて、これらはみんな2回目(16時半から)の写真です。

 

 

2008年8月 3日 本の場 |

コメント(2)

Born in USAmi :

 残念ながら、自由が丘のABC、ワークショップ、行きそびれました。 まだ少々取り込み中なモノでして…。
 日記を拝見いたしますと、"製本"という言葉より"工作"に近い印象を受けました。 私も"工作"は仕事で馴染みがありますので、機会がありましたら覗いてみようかなと思いまっす。

 では、失礼いたします。

山崎 :

Born in USAmi さま
かきこみありがとうございます。久々にお目にかかれず残念。
そういわれると、これは確かに完全に工作ですね。
中にいろいろ書いたり、入れたリできるもの、他にもいろいろやりますよ、ワークショップで。
ノートとかアルバムとか、封筒を綴じたものとか。
それらもこの段ボールキューブよりは本に近いけど、やっぱり工作系だと思います。。

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