数値化する
「偽善エコロジー」を読む。
立ち読みなので斜め読み。分かりやすかった。100%リサイクルの紙を使うのに沢山の燃料や化学物質が使われねばらず、それは新品の紙を使うよりはるかに環境負荷が大きい。国が古紙100%のものしか使わないと決めることによって業界との癒着が維持される、など。
数値化することはとても大切なこと。
速読を習った時、毎週各回の講習のはじめにいろいろな速度を測定していた。一分間にどれだけ瞬きをできるか、とか、目を左右に何往復できるか、とか、もちろん、何文字読む(というよりは見る)ことができるかなどなどを。それがグラフに書かれるとどの位の進展が自分にあるかは一目瞭然。このことは自分が減量した時も有効だった。具体的に示されることで目標への意欲が違ってくる。(5年位前3ヶ月で10㎏以上の減量ができたのもグラフを付けるだけでいいというテレビ番組がやっていて、まさにそ数値化の効果だ。数字、ありがとう。)
それだけ効果があるだけに、数字は危険なものだな〜と思う。
だまされるね。上記紙の場合は「うその数字」を表示していたわけだけれど、いろいろな手がある。
今年実施の小中学生の学力検査について書いてあるコラムがあったけど、それはわざと易しい計算問題をだしたせいで学力低下が数字に反映されていない、と書いていた。その筆者は九九の正答率の低い8×6、6×8などを避けた二桁どうしのかけ算にして正答率をアップしている、と指摘していた。読者の私はそうなんだ〜とうなずくけれど、その前の回にどんな問題が出されていたかは、短いコラムではかかれていない。(教えていて計算力の低下が目を覆いたくなるくらい明らかなのに、なぜ、学力検査結果に反映されてないのだろう、という疑問からその筆者は、この指摘を思いたったので、その点はいいのだが。)
数字は効果的なだけに、嘘やインチキが入りやすい。自分で測定してない数字を使って何かをしゃべるのは危険行為だな、と思う。
どこに嘘があるかわかんないじゃん。
製本でも、自分のやったことだけが「確かに」知ってることだ、と常々思ってる。
でもそれだけだと、本とにちょっとのことしか「知らない」んだよね。
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