本の場:●本の場● 山崎曜 YAMAZAKI YO 手工製本家 メディアとして主役を降りて久しい「本」を、今までとは別の、美や造形として輝かせて、新たな「もの」として存在させたい。

製本について何を書くか


ブログって何をするところ?って考えもなしに、何となく書いて来た。
なんかもう少し、書きようがあるんではないか、と、このごろ思う。
(製本について書き辛いばっかりに、体のことや身辺雑事ばかりになりすぎ。)

自分の製本の特徴はなんだろう。

決まったやり方というのはなく、正しいやり方というのもない。ない、というと大げさだが、

その場その場の状況で、よりよいことは変わる、と、強く思っているということが特徴と言えば特徴か。

というわけで、毎度、いろいろな考えをためす。
で、その作業で考えたことを書いたら、興味のある人には少しは面白いかな、と。

少しずつ、断片を書いていくつもりで新たなスタートをきりたい。

なんとなく書く、っていうことは変わらないかもしれないが。






2010年8月28日 本の場 | | コメント(0)

文庫ハードカバー化の講習


いつもお世話になっている、NUNO WORKS さんとのコラボで、やります。
今回は、アイロン接着芯を使い、溝無しの改装。初の試みです。
(5階Jスピリッツの布さんの近くのスペースで、少しですけど、販売もあります。)


手製本のワークショップ@日本橋三越

●日程:2010年9月12日(日)
●時間:午前10:30〜12:30   (受付/10:00〜)
●場所:日本橋三越本店、新館9階カルチャーサロン(5号室)
●定員:24名  予約制
●参加費:5,250円(材料費込・税込)
●内容:NUNO WORKSのオリジナルファブリックを表紙に使用した文庫本の制作
●持ち物:文庫本(一般的な厚みのもの/148×105×30mmまで)
●ご予約窓口はworkshop@nunoworks.com まで。



2010年8月28日 本の場 | | コメント(1)

構造動作トレーニング(骨盤おこし9回目)


昨日は、この名前になってから3回目の、骨盤おこし。今回は股割チャレンジ。

重心を前に、ということをとても言われた。重心を前において、骨でバランスをとる。
このコツがわからない、のだが。

街で歩いている沢山の人をみても姿勢のいい人はとても少ない。
えにし先生に言わせれば、みんな重心を後ろにおいたまま、動作をするので、筋肉の力でむりやり動くことになるのだそうだ。その結果、どこかを傷めたり、疲れがひどかったり、ということらしい。

まず、重心を前に置く。そして動作とは重心の移動により行うもの。

足首の背屈、膝の屈曲、股関節の屈曲。この3点セットの連動が大事。
これを体重を支える太い骨の一番強度の出る方向で使う。
どのポジションだと無駄な力を使わずに身体を壁についた手にあずけることができるか、
というようなトレーニングによって、把握していく。

四股座り。これもかなり練習しないと難しいとわかった。
今の状態で四股を踏もうとしても、ただのスクワットになり、これだと、主旨と真逆の(身体の動作を止める)筋力を増すトレーニングになってしまう。
四股座りを練習していって、椅子を引き抜いて大丈夫なところまで重心を前にする。


これはもう、日常でいついかなる動作でも重心前を意識しなければならない。
そして、今回しなかったけれど、骨盤おこし式のスロージョギングも動きの質をちょっと理解した気がするので、頻度をましてトレーニングしたい。

そして、本当の動機の本の背への箔押しの「だましだまし」な感じの改善。革の本の背のところにタイトルを押す動きは、この骨盤おこしの動きと非常にダイレクトにつながるものがある。とりあえず、基礎にもどって本型で水平線の練習、練習!
hakuren.jpg

股割までは長い道のりかもしれないが、「快適に動ける身体」を求めて、少しでも前進していこう。

と、まじめに書いてますが、セミナーは本当に楽しいです。そして今回は妻も久々にいっしょに参加して、終了後飲みに。築地のおいしいお刺身、お魚食べました。えにし先生はちゃんと出て来るメニュー全部写真にとっていて、「コミュニケーションにいいでしょ、特に外国の方には」と。もう本当に全部学ぶことばかり。私も写真、と思いながらこれしか撮ってない。ああ。精進します。
taikamakara.jpg鯛のかまの唐揚げ。これもおいしかったです。


2010年8月22日 本の場 | | コメント(0)

主夫な8月


8月は教室をお休みにしているので、普段より主夫度が高まる。(といっても娘の弁当担当は相変わらず妻だし、ちゃんと「しゅふ」しているとはとても言えない程度であるが。)

で、9月の教室展のデータの入力とか、

この機会になんとか「いつでも片付いていて、すみやかに作業がすすむ」体制作りをしようといろいろ片付けたり、

製本の作業も、

とやっていると、どれも少しずつは進むが、あっという間に保育園に子供を迎えにいく18時になってしまう。でも、こういう進め方がやっぱり性にあってると思うので、それぞれの作業に少しでも熟達して効率をあげていくしかない。(何年やってるの?と思うけどね。整理がだめだったからな〜。少しずつはましになってるが。)

保育園の送りの時にとおる畑のわきの野菜販売で、いろいろ買う。
今日は空芯菜、ナス、そして葉唐辛子。
だいたいみんな一束100円なので、うれしい。
あまりよく見ないでモロヘイヤだと思って買ったら葉唐辛子だった。
hatougarasi.JPG
多分はじめて調理。佃煮風にしてみたが、辛みは弱くて食べやすかった。(緑の実のところは少し大きくなってるのはちゃんと辛かった)

ここの畑脇販売は、けっこう面白いものを売っている。ヤーコンとか名前忘れたけどフダンソウみたいなのとか、アシタバ、甘唐辛子などなど。そして畑が狭いといえば狭いのだが、整然と分けられていて美しい。おじさん二人ともすっかり顔なじみになりました。


2010年8月21日 本の場 | | コメント(0)

避暑


お盆というか、夏休み、は、軽井沢の両親の別荘で過ごしました。

子供のころから、夏休みの何日かをそこで過ごすのが、大変な楽しみでした。

その中の最大の楽しみが、誘蛾灯をつけての、灯火採集。夜は、光に集まる昆虫を眺めたり、早起きして、静かに残っている蛾を採集したり。朝は鳥よりも早く起きないと、蛾を食べられてしまう。昆虫を標本にすること自体は小学校の高学年から、なんとなく気がすすまなくなり、中学でやめてしまいました。(その前あたりから、急速に集まる虫の数が減って、それは別荘地の開発が進んだからか、と思ったのですが、もっと広い地域での全体的な傾向のような気が今ではしています。たとえば、農薬の使用とか?)

で、明かりをつけて昆虫を集めるのは、未だに大好き。

と同時に、なんとなく別荘に行く、ということを声を大にしては言えない感じの引け目がありました。祖父母の方針で、親や祖父母を「さま」づけで呼ぶというのが、同じように友達の前では、恥ずかしい。まあ、お坊っちゃま、と見られたくなかったんでしょう。

今、うちの子供たちは私をおとーちゃんだったりおとうさんだったりと呼んでいるし、別荘にも友達を呼んだり、全然そんなことは気にしてない様子でうらやましい。

今年は、折角買ったのにあまり使ってなかった、デジカメで写真を撮ってみました。
拡大すると、肉眼で見えない昆虫の形が見えて、「すごいな〜」と。
あとで名前を調べたいと、植物や昆虫の写真を撮り、
そうやってるうちにピントの合わせ方とか画面表示の意味が少しはわかって、家族のスナップも撮ってみたり。

バルーンアートのようなオトシブミの仲間
otosibumi.jpg
天狗のようなアワフキムシ
tenguawa.jpg
ウドの花にもぐり込んで幸せそうなハサミムシ
hasamimusi1.jpg

2010年8月18日 本の場 | | コメント(1)

スモール イズ ビューティフル


「スモールイズビューティフル」を読んでいる。
数値をとばしながら読んでるのでよくないと思いながらも。

自分が今関心のあること。
身体のことを云々(骨盤おこし、など)しているのも
怒っちゃいけないな〜と心のことを云々している(アボムッレ・スマナサーラさんの「怒らないこと」を読んだ。「怒ってる」という状態を観察する瞑想(という言い方は方便、だそうだが)があるというのにへーと思った。身体を観察する骨盤おこしと共通するものがある。)のも
手と頭をそして身体を使って作業しなきゃ、と言ってるのも(自分の製本教室)。
なんとなく「そういうことが必要なんじゃないか」と感じてるのが、なぜなのか、その総括的まとめがこの本の中にはある感じがした。1973年の本だ。

工業化し、全員が消費者化した社会では身体を上手に使う必要がないから身体の能力が低下してしまう。労働がいや働くことが、身体を上手に使う必要があることだったならば(土田昇さんの穴大工の話を思い出した)、身体を動かすこと自体が自分を成長させ、楽しくもあるだろう。

心の欲望の抑制を取り払うことであまり要らないものにまで欲望をかきたてられる。一度抑制を取り払われた心は、薬物中毒のように、欲望をあおりたてて競争に励む。満たされることがないから「もっともっと」。
(ほしがりません、勝つまでは。が、消費は美徳へと。そして・・・・・。やっぱり社会全体がかもしている雰囲気に強力に影響される。)

2010年8月 6日 本の場 | | コメント(0)

山崎曜の「手で作る本の教室」展 2


3年に一度行ってきている、教室の展示が迫ってきました。

この展示タイトルにしてからは2回目ですが、教室展としては4回目。
今回の参加者は私山崎も含めて32人。DMに参加者全員の作品を入れるのは教室展初回から続けてることなんですが、今回も。
ホームページも作ってくれてるTさんの手を煩わせて、なんとか入ってます。32人。
意外と数が少なく見えるのが不思議。

生徒さんたちともども、みなさまのご来場をお待ちしてます。


2010年9月14日(火)〜19日(日)
会場 世田谷美術館 区民ギャラリーA
開館時間 10時〜18時
*初日は13時〜/最終日は16時半まで

omote.jpg
DMのPDFはこちらから

2010年8月 5日 本の場 | | コメント(0)

写真集


春から少しずつ打ち合わせをして、試作をしていたものの本番を綴じ始めました。

いろいろやったが、麻糸を綴じ緒にして、細い色みのあるグレーのポリエステルの糸で、本かがりにする、という結論に。

本文の紙が硬いので、普通に作ると壊れてしまうか、開けないという結果になる。
では、どうする、ということでこうなっています。


とじの技法は古典的。背の固めかたは、ちょっと違ったものになる。
依頼してくださる方との、試作でのやりとりの結果、ここに着いた。

よくも悪くも、こういう結論は、これ1回きりだろうな、と思う。
そして、それは、いいこと、と受け取っている。

これも、ねばりづよく試作につきあってくださる、依頼者のおかげ。感謝。

2010年8月 3日 本の場 | | コメント(0)

8月はじまる


携帯がこわれ、昨日、機種変更してきました。

幸い、画面がだめになっただけでデータはコピーできた。

前に機種変更してから、5年はたってる。

すっかり、新機種に興味を失っている自分。値引きになってるものにしました。(年をとるってこういうこと?)

8月は教室はお休み。
9月は12日に三越でワークショップをする(NUNO WORKSさんの生地を使った文庫ハードカバー化)、そのあと9月14日から教室展。

昨日はうちの母が毎年参加してる世田谷区民絵画展の搬入に一緒に行ってきました。で、この展示は教室展と同じ区民ギャラリーで9月29日から。
同時開催(?)なのが世田谷美術館の「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」8月7日から10月11日。ゴッホやモネなどなどのとてもよいコレクションを持っているスイスの美術館の展示。(某出版社で海外の美術作品などの写真発注をしている妻がここの美術館はとっても対応迅速だし丁寧、と言ってました。余談。)


2010年8月 1日 本の場 | | コメント(0)