コンセプト
「本の場」は手工製本家山崎曜のホームページです。
メディアとして主役を降りて久しい「本」を、
今までとは別の、美や造形として輝かせて、
新たな「もの」として存在させたい。
今までとは別の、美や造形として輝かせて、
新たな「もの」として存在させたい。
それは、私が作るにせよ、誰かが作るにせよ、特定の状況のための特定の人のための、ものになるでしょう。ものとしての完成度や売れる売れないということ以外に、何か必要とされている、もの作りがあると思います。 (経済を中心として考えていると本当はいらないものばかりに囲まれて、必要なものがない、という奇妙な状況があり得ます。)
製本は本を作る上で末端に位置していて、「本を創る」のではなく「仕上げる」ポジションです。頼む誰かや創る誰かがいなければ、「製本」なんか成り立ちません。でも、逆に本を形として残すことができるのは、ものを仕上げる私のような製本者だけなのです。
そして今という時代、私のような末端の手工芸製本者のいる場、例えばこの「本の場」から従来とは別の新たな本が生まれてくる予感がしています。
具体的には、
製本などの手作業しやすい方法の提案、や道具の開発、販売。作った本(多くは、個人の持っている本のリフォームかもしれません)をインテリアとしてかざる提案。「手で作る本の教室」情報。製本家や製本所とリンクをはり、作りたい人と作る人の橋渡しができれば。つまり、ウェブページというものがどのように本を作る「場」となりうるのかを模索すること。などなど。
ま、どっちにしろ、私は一人で本を作ることはできません。
何かを、少しずつ、誰かと。
ぼちぼち、いこか〜